1948年 英映画(128分)
(スタッフ)
製作・脚本・監督 −−−−− マイケル・パウエル
エメリック・プレスバーガー
台詞 −−−−−−−−−− キース・ウィンター
音楽 −−−−−−−−−− ブライアン・イーズデル
撮影 −−−−−−−−−− ジャック・カーディフ
編集 −−−−−−−−−− レジナルド・ミルス
美術 −−−−−−−−−− アーサー・ロースン
衣装 −−−−−−−−−− ドロシー・エドワーズ
振付 −−−−−−−−−− ロバート・ヘルプマン
レオニード・マシーン
(キャスト)
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ボリス・レルモントフ
・・・ アントン・ウォルブルック
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ジュリアン・クラスター
・・・ マリウス・ゴーリング
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ヴィクトリア・ペイジ
・・・ モイラ・シアラー
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(ストーリー)
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世界一のプリマを目指すバレリーナと、彼女を育てようとする辣腕プロデューサー。
2人の夢は順調に実現に向かうようにみえた。
しかし、彼女が青年作曲家に恋し、バレエを捨てようとした時、悲劇の幕があがる...。
(DVDパッケージより抜粋)
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(解説)
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この映画をはじめて観たのは、まだ少年の頃だったのですが、完全に心を奪われてしまいました。
なんと言いましても、圧巻なのは、劇中にあります、バレエ・ナンバー「赤い靴」。
約15分程もあり、映画とバレエの見事な融合により、なんとも言えない妖しい魅力を醸し出しています。
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主役を演ずる、赤毛の美女モイラ・シアラーは当時の現役バレリーナで、
この映画の成功により、実現はしませんでしたが、フレッド・アステアとの共演の企画もあがるほどでした。
のちに彼女は、同じ製作者コンビによる「ホフマン物語」など数本の映画に出演したりしましたが、
この映画とは違って、結婚後は家庭に入っております。
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バレエ界の伝説的至宝、
有名なプリマだったリュドミナ・チェリーナ(ボロンスカヤ役)、
ロバート・ヘルプマン(ボレスラフスキー役)、レオニード・マシーン(リュボフ役)ら、
当代きっての名ダンサー達が出演して、振付を担当しているのもバレエファンにはたまらない魅力の一つではないでしょうか。
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名優ウォルブルック演ずるレルモントフのモデルになったのは、
数々の名作と踊り手、振付師を世に送り出したセルゲイ・ディアギレフと言われています。
彼の送り出したダンサーをいくつか挙げますと、アンナ・パブロワ、ニジンスキー、ジョージ・バランシン等々、ビッグネームが続々と..。
この映画での劇中、「赤い靴」の中で靴屋を演ずるレオニード・マシーンもディアギレフによって見出された有名ダンサーの一人。
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製品情報
DVD「赤い靴 特別版」 ¥3、800
TCD 1010
(発売元)株式会社 東北新社
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是非、一度ご覧あれ。
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